皆さんは『AI』についてどういった印象をもっているでしょうか?
今回はAIに関する誤解について書いていきたいと思います。
目次
『AI』と聞いて、某宇宙超大作映画の金色のロボットや、
胡椒的な名前の白いロボットを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
確かにあのロボット達にはAIが入っているかもしれませんが、
『人形ロボット専用の脳』なわけではありません。
Googleの検索エンジンもAIが使われていますが、
想像するロボットの様に会話はできません。
”より良い検索結果を考える”ことに特化したAIです。
また、このAIはロボットの様に体がありませんし、もちろん口もないので話すことができません。
その代わり、検索者の画面を体の一部のようにし、
検索結果を画面に表示するという方法で考えたことを表現します。
また、自然な日本語の対話ができるAIがあります。
こちらはチャットの画面などを口や耳の代わりにして、コミュニケーションを取ります。
COTOHA
http://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2016/20161024.html
まるで人のようですが、このAIは”人と会話する”ことに特化したAIです。
前項で紹介した2つのAIは、検索や、会話の精度など、
特定のことに関しては、人間はとても歯が立たちません。
ある意味誤解ではないかもしれませんが、
検索エンジンには会話はできない様に、
人間の様にいろいろな事ができるというわけではありません。
AIの活躍でいろいろな職業の人が仕事を失うというニュースを耳にした方も多いと思います。
「じゃあAIをつくったり、メンテナンスする人になれば仕事があるのではないだろうか?」
私自身もそう思っていましたが、なんとすでにAIがAIをつくれることがわかっています。
ただし、現状は普通のPCの何十倍のパーツと、それを動かすための膨大な電力を消費しなければ作れないそうです。
それを解消できそうなすごいPC、量子コンピュータというものがあるそうですが、それはまた今度。
はじめに言っておきますが、心とは何かのような話はしませんw
人間の行動や言葉に対して、感情を表現するAIが、すでに開発されています。
また、人の感情を分析、コントロールするようなAIがあるようで、
とある会話できる女性(の設定の)AIに対して「愛してる」と告げる男性がたくさんいるそうです。
これはかなり危険なことで、犯罪に使える可能性が高く、
結局のところ、AIを作ったり、使う人間の倫理が試されます。
わかりやすくするために、ざっくり書きましたので、
厳密には間違っていることもあります。
「詳しいことが知りたいのに!!」という方は、
ぜひそのエネルギーをAIとわかり合うための勉強につかってみて下さい。